こんにちは、街の屋根やさん札幌南店　担当の宮地紀樹です。
　北海道札幌市清田区平岡にて軒天の補修依頼の問い合わせが来ました。
平日は仕事をしていて時間が作れないから、立会せずに現場調査を行ってほしいとの事でした。
幸いにも軒天の状態を調べるだけなので、
外部の状況を調べて報告しその後どのような工事をすれば良いのか提案する問い合せでした。
最近、この様な現場調査とても多くあります。中でも軒天の調査依頼がダントツです。
屋根の造りや・形状が北海道の気候に合ってない事や、その土地の状態に合っていなくて
軒天が痛んでしまうケースが多くみられます。
今回のケースもその一例になります。
何が、問題でこの様な現象が起きてしまうのかを画像と一緒に説明いたしたいと思います。

現場に到着しました。

現場に到着しました。とても立派な洋風なご自宅になります。
まだ築年数が経っていないのにどうしてという感じがしました。
現場には、お客さんが誰もいないのでそのまま調査してほしいとの事でしたので
そのまま現場調査に入りました。
この様に忙しくて家にいる時間があまりないお客様にも無人で現場調査に
伺うことも当社では致しております。

軒天の状態

早速軒天の状態を見た所、結構痛んでいるのが分かります。
家全体を見てもまだ築年数が少ないためか軒天以外はとても立派な状態に見えます。
なのに軒天だけが痛んでいるので、とても不思議な状態に見えました。

画像を見てもらえれば分かるとは思いますが、軒天が剝がれかかっているのが分かると思います。
新しい家がこのような状況になるのはほぼ雨漏りが原因だと思われます。
でもこれはひどい状態にですね！早く修繕工事を行わないと剥がれ落ちて来ると思われます。

屋根の板金に問題が・・・・

何が問題なのでしょうか？
屋根をよく見ると普通の板金ではないのが分かると思います。
この板金は本州とかでよく見る瓦屋根を板金で真似て作った物になります。
この形状が北海道の気候に合ってなくてちょっとした事で雨漏りしてしまうのです。
まだ外見からの調査になるので、ハッキリとは分かりませんがほぼ間違いない状態だと思います。

現場調査の結果

　今日の現場調査の結果になります。
外見からは軒天の貼り替えは当然ですが、もう少し詳しく屋根の状態を調べなければ
直接的な原因は分かりませんでした。この直接的な原因を直さなければ
また同じように軒天がボロボロになってしまいます。
なので、次はお客様が在宅中にもう一度現地調査に伺いたいと思います。
二度手間にはなりますが、軒天の貼り替えだけでは一時しのぎになるだけなので
そこはお客様に充分理解してもらって頂こうと思います。

今回の調査のように無人の状態でも無料現地調査にお伺いいたしますので
何か住宅にて問題が発生したら何なりとお問い合わせください。

　　　　　　　　　　　　　　　街の屋根やさん札幌南店　担当　宮地 紀樹