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札幌市豊平区でオバーフローによる雨漏りで軒天が落ちる被害の工事をしました。
雨漏りにより軒天の破損部分の補修工事を実施するため、札幌市豊平区K邸にいます。
先日ブログで書きましたが、オバーフローによる軒天材の補修です。
解体すると
石膏ボードが1枚目に貼ってあってその下にケイカル板6mmが貼られていました。
破損部分は3枚ぐらいでしたが、中から雨水が入って石膏ボードにしみていました。
雨水でぬれた部分はすべて解体して、石膏ボード9.5mm+ケイカル板6mmを貼っていきます。
石膏ボード+ケイカル板を貼って大工工事は終わりです。
軒天は小屋の中の空気を外部に出して換気をしなければいけません。
そのために、有孔のケイカル板を等間隔見栄えのいいように配置して施工します。
今回は石膏ボードの有孔がないので、空気の逃げる様に施工をします。
今回オバーフローで笠木の取り合いから雨水が入ったので、笠木とアスファルト防水の取り合いの部分の
コーキング処理が硬化して亀裂が入っています。20から30年ぐらいたっているので今回は被せでコーキング処理をいたします。
普通はここまで水位が上がることはありませんので、雨漏りの心配はありませんが、またドレン管にごみが詰まったり、凍結によりオバーフローが起きた時用です。
一般に使ているシリコンや変性シリコンではなく今回は防水工事によく使うゴムアスシールでコーキング処理をします。
名前の通りゴム製で出来ているので屋根など温度の上がるところでは劣化が少なくアスファルト防水との相性もいいです。
このゴムアスシールは黒の色しかありません。
アスファルト防水の立ち上げ部分に付いている金物と笠木の部分にシールを既存のシールの上に重ねて打っていきます。
新規に軒天を張り替えて壁の取り合いは変性コーキングで処理をします。塗装の塗る部分は変性シリコンでないと塗料がつきません。普通のシリコンコーキングはだめです。
今回は張り替えた部分以外の軒天部分も塗装を依頼されていたので、剥がれそうな部分をケレンなどで落としてから塗装を仕上げていきます。
外部ですがきちっと養生をして作業は無事終了です。
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