北海道のカーポートは雪でつぶれないの?
まずは、カーポートというものを知ってますか?カーポートというのは、柱と屋根だけで作られた建物のことを言います。
北海道は雪がよく積もり多い年には1か月で200㎝も降ることがあります。その雪に耐えられるカーポートが必要になってきます。
積雪量によって、50㎝・100㎝・150㎝・200㎝・300㎝と種類があります。
この種類は、梁の太さで積雪量に合わせて変わります。
北海道は大抵札幌で150㎝以上で、旭川などでは200㎝以上が使われます。
今日は、
①折板カーポート
②ポリカーボネイトカーポート
この2つを紹介します。
これは折板カーポートといいます。
これは、北海道でよく見るカーポートで、屋根の所が折りたたんだアルミ板になっていて強度や耐久力が優れています。
そして、日光を遮るため日光による自動車の変色を抑えてくれるというメリットがあります。
しかし、屋根がアルミ板なので、屋根が重くなってしまいます。そのため、柱がしっかりしているので、問題ないのですが、地震や強い風などには、少し弱いのが欠点ですね。
折板カーポートは定期的にメンテナンスをする必要があるので、設置を検討する方は、それも考えておきましょう。
これは、ポリカーボネイトを屋根にしたカーポートです。写真でも見られるように、このカーポートは、デザイン性が高く折板カーポートより、おしゃれに見えますね。
ですがこっちは、折板カーポートと違い日光が取り入れることができます。耐久面でも豪雪地帯でなければあまり折板ボードと大差はないのかもしれませんが、やはり雪相手になると折板カーポートの方がいいのかもしれませんね。
カーポートには、この様なパイプが付いています。このパイプによって雨水や雪解け水を屋根の上でためずに地上に流すことができます。
このパイプは立地条件で左右どちらでもつけることができます。
上のつなぎ部分もしっかりと砂ぎ合わせなければ接続部分から水などが漏れるのでたまに漏れてないか確認するのもいいかもしれませんね。
最後に、どちらにするかは、地域や予算の中で比較検討してください。
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